ボードゲーム部(仮) 活動報告 vol.03

部長のにゃまです。今回の活動には5人集まり、ロココの仕立て屋をプレイしました。

ロココの仕立て屋

舞台は、ルイ15世がフランスとフランス社交界を支配し、華麗な舞踏会を開催していた時代です。数週間後に史上最大の舞踏会が控えており、仕立て屋の経営者であるあなた(プレイヤー)の下には様々な注文が舞い込んできます。それらの注文をこなして名声を集め、舞踏会を盛り上げましょう!


ゲームの目的

プレイヤーは仕立て屋の経営者となり、注文をこなすことで得られる名声ポイントを集めることが目的となります。衣服を仕立てたり、舞踏会に出資したりと、様々な注文があります。プレイヤーは、所有する職人を駆使してこの注文をこなします。


ゲーム内容

ロココの仕立て屋は、デッキ構築とエリアマジョリティの2つの要素を併せ持ちます。この2つの要素がゲームの背景とマッチし、とても面白いゲームになっています。


デッキ構築

仕立て屋の経営者であるプレイヤーは、何人かの職人を抱えています。職人はカードとして表現されており、職人カードのまとまりをデッキと呼んでいます。ゲーム中、プレイヤーは職人の持つアクションを使用することで、新しく職人を雇ったり、移籍してデッキから職人を除外したりすることができます。これにより、デッキの枚数を増減させられます。これがデッキ構築と呼ばれる所以です。

職人は、職人1人1人が持つ特有の追加アクションを行うこともできます。このアクションをうまく組み合わせることで、お金や素材、名声ポイントを効率的に集めることができるようになるので、戦略に合わせて新しい職人を集めることが鍵となります。


エリアマジョリティ

職人のアクションを使うことで衣装を仕立てることもできます(仕立て屋なので当然ですよね^^;)。

仕立て上げられた衣装は貴族にレンタルし、舞踏会に出席してもらうことになります。このとき、貴族を舞踏会会場のどこかのホールに配置することができます。自分の仕立てた衣装を着た貴族を、同じホール(エリア)にたくさん配置(マジョリティ)すると、ゲーム終了時に名声ポイントを得ることができます。このため、どこのホールに配置するかもプレイの鍵になります。

もし、エリアマジョリティが獲得できなかったとしても、ホールに配置しただけで一定の名声ポイントが獲得できますので、無駄になることはありません。

実際のプレイの様子です。画像中央右にあるカードが新しく雇える職人、上部の正方形のタイルが素材、凸型のタイルが製作できる衣装になります。ボード中央が舞踏会会場のホール、ホールに配置されているマーカーは、プレイヤーが製作して貴族に衣装をレンタルしたことや、舞踏会へ出資したことを表しています。


ゲームの流れ

ゲームは7ラウンドからなります。

各ラウンドでは、まずデッキから職人3人を選択して、1プレイヤー1人ずつ、順番に職人のアクションを実行していきます。全プレイヤーが、選択した職人を使い切ったら、収入を計算して次のラウンドへ進みます。

プレイヤーは毎ラウンド、この限られた職人を使って、素材を集めて衣装を仕立てたり、職人の雇用・移籍、舞踏会への出資など、あの手この手で名声ポイントを集めるわけです。

全ラウンド終了したら、得点計算のルールにしたがって名声ポイントの計算をします。最も多く名声ポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります!


ロココプレイ感

経験者1人(にゃま)、初プレイ4人の5人でプレイしました。

このゲームの良いところは、ゲームの流れがわかりやすく1順もすれば、だいたいどんなことをすれば良いか分かることです。また、戦術のバリエーションにも富んでいて、飽きさせません!

このゲームでは、それぞれ次のような戦術を取っていました。

  • 赤, 紫: 衣装・出資バランス型
  • 黄, 緑: 衣装特化型
  • 青: 職人雇用特化型

5人でやるのは初めての私でしたが、まず感じたのは、素材がなくなるなくなる! 素材がなくなるということは衣装が作れないし、アクションも実行できません。素材を獲得することがいかに大事か、痛感しました。

また、何を獲得するにしても、早い段階で手に入れようとすると、その分多額のお金がかかります。そのため、お金はなるべくたくさん集めておきたいです。

ゲーム終了時には、ゲームボードの大半が衣装で埋め尽くされました。また、画像内ボード右にある席はテラス席と呼ばれ、高得点の獲得が期待できるエリアですが、席を確保するために多額のお金が必要になります。この席が全て埋まっているのを見たのは初めてでしたw

ゲームの最終結果は、青: 87、緑:62、黄:59、紫54、赤:50となりました。青が、2位と25点差つけての圧倒的勝利でした!

ゲームのボーナス得点を駆使し、花火の優先席もきっちり抑えて行ったことが圧倒的な得点差を生み出したのだと思います。

さすがでした!

次回は5月に開催します(予定)。

0コメント

  • 1000 / 1000